押出しが起きる仕組み
圧力を受けたOリングは溝の低圧側へ移動します。部品間のすきまが圧力と材料硬さに対して大きいと、ゴムがすきまへ流れ込み、圧力変動や往復運動で少しずつ削られます。
最悪すきまを使う
評価に使うのは公称すきまではありません。軸・孔公差、偏心、軸受すきま、圧力によるハウジング膨張、摩耗を重ねた最大直径すきまを求めます。高温は材料を軟化させ、押出しリスクを高めます。
防止策
すきまを小さくする、硬い配合を選ぶ、圧力を下げる、低圧側へバックアップリングを追加する方法があります。双方向圧力では両側配置を検討します。
押出しリスク計算で圧力、最大すきま、硬さ、温度を確認し、重要用途では圧力サイクル試験を行ってください。