圧縮永久ひずみとは
圧縮されたOリングを解放しても元の線径へ戻らず、扁平な形が残る現象です。回復量が減ると接触圧を維持できず、温度低下、圧力変動、部品変形の後に漏れやすくなります。
主な要因
高温、長時間、過大なつぶし率、媒体による劣化、配合や加硫条件が影響します。試験規格の温度、時間、圧縮率、試験片形状が違えば数値を直接比較できません。
設計で減らす方法
実温度に適した配合を選び、最大公差条件でも過圧縮にならない溝を設計します。充填率に膨潤・熱膨張の余裕を持たせ、締結部の変形や表面粗さも確認します。
圧縮永久ひずみは材料データと形状計算をつなぐ指標です。つぶし率の解説とシール形式別計算を合わせて使用してください。