バックアップリングの役割
圧力でOリングが低圧側のすきまへ押し込まれると、ゴムが削られる「かじり」や押出しが起きます。バックアップリングはOリングとすきまの間を支え、ゴムが流れ込むのを抑えます。
どちら側に入れるか
一方向圧力ではOリングの低圧側に配置します。圧力方向が反転する場合は両側配置を検討します。組付け図では圧力方向、Oリング、バックアップリングの順序を明記してください。
材料と形状
PTFE系は耐薬品性と低摩擦に優れますが、組付けとクリープを確認します。分割形は組付けやすい一方、分割部の向きと押出し経路に注意が必要です。高温では材料の剛性低下も評価します。
バックアップリングを追加しても、最大すきま、偏心、圧力によるハウジング膨張は別に計算します。押出しリスク計算で最悪条件を確認してください。