潤滑の目的

適切な潤滑は組付け時の切傷とねじれを減らし、動的シールの起動摩擦、発熱、摩耗、スティックスリップを抑えます。ただし潤滑剤は溝寸法や表面仕上げの不良を補うものではありません。

適合性を確認する

基油、増ちょう剤、添加剤がOリングを膨潤・硬化させないか確認します。プロセス媒体、食品・医療規制、酸素用途、真空の放出ガス、塗装工程への汚染も考慮してください。

塗布量

組付け用途では薄く均一な膜が基本です。過剰なグリースは閉じ込め圧力、異物付着、流路汚染の原因になります。自動塗布では量と位置を管理し、ロットごとの確認方法を決めます。

動的用途では潤滑の供給・保持方法を設計に含め、温度上昇と停止後の再起動も実機サイクルで評価してください。