伸び率の定義

内径伸び率は、装着後の基準径と自由内径の差を自由内径で割った割合です。ピストン用途ではOリングを溝底径へ伸ばして保持するため、適度な伸びが必要です。

伸ばしすぎる影響

Oリングを伸ばすと断面積が減り、実効線径が小さくなります。その結果、つぶし率や充填率が下がり、接触圧不足につながる場合があります。材料内部応力と経時収縮も増えます。

公差条件

最大伸びは装着径最大とOリング内径最小、最小伸びは装着径最小と内径最大の組合せで確認します。温度差が大きい場合は部品とゴムの熱膨張差も評価します。

許容値は静的・動的用途、線径、材料、規格で変わります。ラジアル静的計算または動的計算で、伸びによる線径補正を含む結果を確認してください。