70Aが一般的な理由

70 Shore A前後は変形追従性、組付け性、圧縮力、入手性のバランスがよく、一般静的・低速動的用途の基準になります。ただし材料と配合で実際の性能は変わります。

硬くする効果と代償

80Aや90Aは高圧時の押出しに強くなりますが、同じつぶし率で圧縮力と摩擦が増え、表面への追従性と組付け性が下がります。硬さだけで大きなすきまを解決しないでください。

選定手順

圧力と最大すきまから必要な押出し抵抗を確認し、静的・動的用途、表面粗さ、低温、組付け経路を合わせて評価します。必要ならバックアップリングで役割を分担します。

硬さは公称値だけでなく許容範囲を持ちます。押出しリスク計算では70A、80A、90Aの条件を比較し、最終的には具体配合の試験データで確認してください。