ゴムと金属は同じ割合で変化しない
エラストマーの体積膨張は多くの金属より大きく、温度上昇でOリング体積が増えて溝内余裕が減ります。同時に材料が軟化し、押出しへの抵抗が低下する場合があります。
高温条件
最大Oリング体積と最小溝体積に熱膨張、媒体膨潤を加え、最大充填率を評価します。ハウジング膨張で押出しすきまが拡大する方向も確認してください。
低温条件
Oリングは収縮し、ガラス転移に近づくと弾性回復と接触圧が低下します。金属部品との収縮差、圧力の立上がり、低温始動を含めて確認します。
計算の扱い
室温公称値だけで判定せず、最低・最高温度で寸法と材料物性を評価します。具体的な熱膨張係数と温度限界は配合メーカーのデータを使用し、温度サイクル試験で検証してください。